スパイシーなカレーの香りに夢中になる、止められない「フライドゴーヤ」 #旬とスパイス
あるときはしびれるようにビリリと強烈で、あるときは果物のように甘くフレッシュで、またあるときは爽やかな軽さをもたせてくれる・・・。スパイスやハーブをほんのひと振りするだけで、一皿は魔法のようにがらりと変わります。
甘みと栄養素をたっぷり含んだ旬野菜と、それをさまざまな表情に変えてくれるスパイス&ハーブのかけ合わせをぜひ堪能してほしい。そんな想いからはじめた「 #旬とスパイス 」シリーズ。
このシリーズでは、クリエイターの方と「旬の新しいおいしさ」を発見していきます。レシピと文章は noteクリエイターであり料理家の今井真実さん。作る人の気持ちに寄り添うレシピ開発を行っている今井さんに、家庭で無理せず取り入れられるのに華やかなおいしさのレシピを作っていただきました。
おいしい!あっ苦い!もうひとつ、おかわりー!と、子供達。
「え!平気?」と聞くと、おいしいんだよ!でも苦いんだよ!最後に苦みが来る前に飲み込むの!と大騒ぎ。なんだか楽しそう。あれ、全部食べちゃうの?
夏の強い光に負けない、艶々と輝く深く濃い緑色の旬のお野菜。 ゴーヤは夏の始まりを告げてくれます。
今日はゴーヤが主役の「フライドゴーヤ」を作りましょう!
赤缶カレー粉のスパイスの風味、ウスターソースの隠し味で、香りと苦み、油のコク、全てが調和した、絶妙においしい旬の一品が出来ました!
【材料】(作りやすい分量)
ゴーヤ 1/2本
S&B 赤缶カレー粉 小さじ1/4
ウスターソース 小さじ1/4
にんにく 1かけ
パン粉 小さじ2
片栗粉 小さじ2
(ソース)
マヨネーズ 小さじ2
ケチャップ 小さじ1
はちみつ 小さじ1
まず、ゴーヤをよく洗い、横に切り、縦に切りましょう。
中のわたと種をスプーンでこそぐように取ります。
中の白い皮を緑色の部分が見えるまで、包丁で切り取ると苦みが抑えられます。 ゴーヤの苦みが気にならない方はそのままで大丈夫です。
スティック状にしていきます。縦と横にもう半分の長さに切り、5mmほどの太さ5cmの長さに細切りします。
細く切ってから、白い皮を切り取っても良いです。
切ったゴーヤに、カレー粉小さじ1/4、ウスターソース小さじ1/4、にんにくすりおろし1かけを入れて混ぜます。
全ての調味料が混ざったら、パン粉小さじ2と片栗粉小さじ2を入れ、混ぜていきます。
フライパンに少し多めに油を入れて、ゴーヤを並べ、中火で熱します。油はサラダ油やオリーブオイルを使いましょう。
揚げものですが、こんなに少ない油で出来るんですよ。
カリッとしてきたら、裏返します。衣がはがれてしまうので、あまり触らないようにしましょう。
両面じっくり揚げましょう。 持ち上げた時にカリッと水分が飛び、硬くなっているような状態になったら網に引き上げます。
パラパラとお塩を振ります。
マヨネーズ小さじ2、ケチャップ小さじ1、はちみつ小さじ1を混ぜたソースと一緒に召し上がれ!
カリカリに揚がったゴーヤをかじると、カレー粉がふわっと広がり、ウスターソースの甘みがほんのりと感じられます。
辛みはほとんどなくスパイスとにんにくの華やかな香り。お子様も大丈夫ですよ!パン粉が入っているため、衣の食感も良く、油のコクで苦みは最後に感じるくらいです。
ソースのまろやかな酸味、甘みで色んな味を感じます。 一口食べると「おいしい!あ、ちょっと苦い。ふしぎ!」ともう1本、もう1本!
そして大人には、更にカレー粉とお塩を混ぜただけの「カレー塩」もおすすめ。
加熱していないスパイスのフレッシュで鮮烈な香りと、直接的な塩味が、個性的な味わいのゴーヤにぴったりなんです!
ゴーヤには加熱に強いビタミンCが豊富に含まれているんだそう。夏バテにも強い味方ですね。
ゴーヤと言えば、チャンプルーがおなじみですが、こんな風に食べるのも珍しく、とっても楽しい、おいしい!
まさに、やめられない、止まらない、やみつきになる、旬の一品の出来上がりです。
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