マグロトマト漬け、カルダモン風味。つるんと喉越し、夏のお刺身 #旬とスパイス
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マグロトマト漬け、カルダモン風味。つるんと喉越し、夏のお刺身 #旬とスパイス

あるときはしびれるようにビリリと強烈で、あるときは果物のように甘くフレッシュで、またあるときは爽やかな軽さをもたせてくれる・・・。スパイスやハーブをほんのひと振りするだけで、一皿は魔法のようにがらりと変わります。

甘みと栄養素をたっぷり含んだ旬野菜と、それをさまざまな表情に変えてくれるスパイス&ハーブのかけ合わせをぜひ堪能してほしい。そんな想いからはじめた#旬とスパイス 」シリーズ。

このシリーズでは、クリエイターの方と「旬の新しいおいしさ」を発見していきます。レシピと文章は
noteクリエイターであり料理家の今井真実さん。作る人の気持ちに寄り添うレシピ開発を行っている今井さんに、家庭で無理せず取り入れられるのに華やかなおいしさのレシピを作っていただきました。

じりじりとした強い太陽の光が、肌を焼く日々が来ました。



暑さにやられ、喉も胃も、身体中の全てが渇いている時。こんな時は真っ赤に熟れたトマトに、がぶりと大きな口で齧り付きたい。1個食べ終わる頃には、すみずみまで水分が行き渡っている気がします。

畑で採れたての温いトマトの青い香り、ムンとした熱気…ああ、夏ですね。

トマトと言えば、サラダの具材、もしくは赤い色で食卓に彩を添えるもの、というイメージだった子供時代。

しかし、大人になり、そして料理を頻繁にするようになると、トマトの魅力にとりつかれるようになりました。トマトには、その素材一つでソースになる旨味、味の強さがあります。

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このトマトの味の特徴をどのスパイスと合わせるか…そこで思いついたのが、暑さを和らげるような、すっとした清涼感のあるカルダモンの香り。

夏の晩酌をイメージして…お醤油と組み合わせたい。お醤油と来たら、お刺身…。



「トマト、まぐろ、カルダモン」!


これが、あまりにすとんと、和食に馴染んだのです。



【材料】 (作りやすい分量)


トマト 中サイズ  2個
まぐろ 120g(サク中サイズ)
はちみつ 大さじ1
醤油 大さじ2

いりごま 大さじ1弱

カルダモン(パウダー) ひとつまみ〜
(カルダモンホールの場合 6粒〜、潰さずにホールのまま漬け込む)
一味 適量

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準備するまぐろは、リーズナブルなサクで大丈夫です。赤身を選ぶようにしましょう。

生ハムのようなイメージで、斜めに包丁を当てて、薄く削ぎ切りします。一口で食べれない大きさになったら、半分に切りましょう。

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トマトを縦に半分に切り、へたを落とします。

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横にスライスしていきます。

この切り方であれば、つるんとした食感がまぐろに合います。
種が溢れますが、この種ごと使うと、酸味がアクセントになります。



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まぐろとトマトをバットに入れて、調味料を全て入れます。



はちみつ大さじ1、お醤油大さじ2、いりごま大さじ1弱。順番は前後してしまっても大丈夫です。

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そして、仕上げにカルダモン。

ひと振り入れて、混ぜて、味見しましょう。後味にかすかな清涼感を感じられるはずです。
スパイスの風味が好きな方は2振りほど入れると、カルダモンの風味が前面に。

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ひと混ぜして、15分以上冷蔵庫で漬けましょう。トマトとまぐろに味が馴染み美味しくなります。

合わせたお醤油も、特徴をひそめ、複雑な味わいのマリネ液に変身します。

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器に盛り付け、出来上がり。

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食べる時は、トマトとまぐろ、一緒にお口にどうぞ。



そっと口にすると…カルダモンが華やかで、爽やか!
どこか柑橘のような香りもあるので、お刺身との相性も抜群です。

トマトのきめ細かい表面、なめらかなまぐろが喉を通ると、とても気持ちが良い。いりごまは必ず。ぷちぷちとした歯触りも、風味も大切な要素です。



全てが上手におさまり、まろやかで尖ったところのない和え物ですので、大人は一味を軽く振ると良いでしょう。
思わず冷たいお酒を合わせたくなります。

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この組み合わせ、実は我が家では子供達に大人気なんです。


カルダモンとはちみつの効果で、甘味があり爽やかな後味になるおかげでしょう。

サラダやマリネのようではありますが、オイルを使わないので、さっぱりしているのも夏には嬉しいところです。

コツは切り方。トマトもまぐろも薄く切り、口に入る大きさを揃えることを意識してみてください。

スパイスを和食に。
少しのことで、いつもの食卓が楽しくなりますよね。


今回のレシピと文章:今井真実(料理家)、撮影:今井裕治
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防腐効果があると考えられ、ミイラづくりにも使われていた。
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