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さつまいも✕シナモンのとろける癒やし。蒸したてを食べたい「ふわトロ焼き芋カスタードプリン」

秋のお楽しみといえば、さつまいも

自然な甘みとホクホクした食感が魅力的ですよね。料理に使うのもいいのですが、スイーツにするのも間違いありません

世間ではいま”第四次・焼き芋ブーム”がきていると言われており、さつまいも専門店の姿もよく見かけます。東京・清澄白河にある「oimo lab.(おいもラボ)」もその一つ。茨城県産の上質なさつまいもにこだわった焼き芋や「やきいもプリン」が人気のお店です。

そこで今回は「oimo lab.」店主の志村さんに、シナモンをたっぷりと使った、秋香る焼き芋プリンのレシピを教えてもらいました。作りたての焼き芋プリンは、ふわふわトロトロで最高に美味ですよ!

oimo lab. (おいもラボ)
清澄白河駅から徒歩約10分の場所にあるさつまいもスイーツ専門店。茨城県鉾田市の生産者・國井さんがつくる「プレミアムシルクスイート」など、厳選したさつまいもにスチームコンベクションオーブンでじっくり火を入れた、さまざまな焼き芋が楽しめる。看板商品の「やきいもプリン」は、卵不使用の「プレーン」「プレミアム」、卵とダークラムを使った「やきいもカスタードプリン」の3種がある。
住所:東京都江東区平野3-8-16 Kiyosumi Park Terrace 1F
電話:050-3553-4548
お店の詳細はこちら

栄養たっぷり。さつまいもスイーツのここがいい。

まずは志村さんに、さつまいもスイーツの魅力を聞いてみました。

「さつまいもはおいしいだけじゃなくて栄養価も高く、さらには食物繊維も豊富で腸活にもぴったり。良質な炭水化物なので、韓国ではお米の代わりにさつまいもを食べる『コグマダイエット』なるものも流行しています。甘いけれど身体に優しい、スイーツには最高の食材ですね。

今回はご自宅向けに、エスビー食品さんのスパイスを使った焼き芋プリンをつくってみましょう。使うのはたっぷりのシナモンと、ほんの少しのカルダモン。特にシナモンの甘い香りは、さつまいもとの相性がすごく良いですよ!」

志村さんいわく、焼き芋プリンは出来立てがおすすめとのこと。お家でつくるからこその醍醐味ですね。それでは、さっそくつくっていきましょう。

全部混ぜて蒸し焼きにするだけ。焼き芋プリンの作り方

<材料> カップ7個分
さつまいも……Mサイズ(250g程度)
牛乳……200ml
きび砂糖……75g
卵……1個(Mサイズ)
植物性ホイップクリーム……200ml(生クリームでも可)
ダークラム……小さじ1
バニラエッセンス……1滴
S&B シナモン……小さじ1
S&B カルダモン……小さじ1/10
(カラメルソース)
グラニュー糖……100g
水……50g

【1】

まずは牛乳にきび砂糖を入れかき混ぜ、次の工程が終わるまでおいておきます。おいておくことできび砂糖がしっかり溶け切ります。

志村さん:お砂糖の種類はなんでもいいですが、きび砂糖を使うとコクが出ます。さつまいも自体が甘い場合は、量を減らすなど調整してください。

【2】

用意しておいたカップに、カラメルソースを小さじ1杯ずつ入れておきます。カップの容量は100ml程度であれば十分です。

志村さん:カラメルソースは、グラニュー糖100gと水50mlを合わせたものを、フライパンで煮詰めて作ります。火加減は、中火よりちょっと強め。苦味をアクセントにしたいので、僕はしっかり濃いめの色になるまで煮詰めています。

【3】

さつまいもは皮をむいておきます。今回はお店の名物「國井さんのプレミアムシルクスイート」の焼き芋を使用。

志村さん:ご家庭でつくるなら、買ってきた焼き芋や、炊飯器などで火を通したさつまいもでも大丈夫ですよ。甘みが強い方がおいしいプリンに仕上がるので、品種は紅はるかと紅まさりがおすすめです。

【4】

ミキサーに先程混ぜておいた牛乳ときび砂糖、皮をむいたさつまいも、卵、植物性ホイップクリーム、ダークラム、バニラエッセンス、シナモン、カルダモンを入れてしっかり回します。

志村さん:ミキサーは一気にかけるのではなく、何回に分けるとよく混ざります。プリンを濃厚にしたい場合は、植物性ホイップクリームではなく生クリームを使ってもOKです。

【5】

出来上がったプリン液をカップに均等に注ぎます。カップを持って何度かトントンと底を叩き空気を抜き、表面に浮かんでいる泡をスプーンで丁寧に取ります。

志村さん:仕上がりのなめらかさを出すために、空気抜きと泡取りは大切な作業。すこし面倒ですが、しっかりやっておくことをおすすめします。

【6】

いよいよ蒸し。スチームオーブンを90℃にセットし20分間蒸し上げます。その後、表面を少し焼くために90℃のオーブンで30分、火を入れます。

志村さん:家庭では蒸し器か、オーブンの天板にお湯を張って蒸し焼きにしてください。お店では最後に焼くことで水分を飛ばしていますが、蒸すだけでもおいしく食べられますよ。

【7】

仕上げに、S&B シナモンをたっぷりとかけたら出来上がりです!

あったかふわトロ食感がたまらない。作りたてがとにかく美味!

粗熱がとれたら、あったかいうちに食べてみましょう。

スプーンを入れてみると感触はふわふわで、断面はトロりとしています。ふーふーしながら口に入れると、じんわり広がるさつまいもの風味と優しい甘み

さらに、シナモンとダークラムの甘い香りがさつまいもの風味と重なって、思わず顔がほころぶおいしさ。かすかに感じるカルダモンの清涼感も良いアクセントになっています。パクパク食べたいというよりは、ひと口ひと口ゆっくり味わいたくなる、秋ならではの癒やし系スイーツですね。これがお家で食べられるなんて幸せすぎる。

これからの寒い季節、さつまいもは熟成されてさらにおいしくなってきます。甘いさつまいもが手に入ったら、ぜひ焼き芋プリンづくりに挑戦してみてくださいね!

レシピ・監修:志村幸二(oimo lab.)/ 文:井上麻子 / 撮影:上原未嗣

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