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本気の餃子 失敗しない基本の餃子づくり

今日ご紹介するレシピは、基本を知れば失敗なしの「餃子」です。外出自粛中、自宅で料理をする機会が増え、いつもより手の込んだメニューに挑戦してみたい、または実際につくってみた! という方も多いのではないでしょうか。

じっくりと腰を据えて料理に取り組み、おいしく味わう。そんな充実したおうち時間を過ごすお手伝いができればと、私たちは考えています。

餃子は、とても身近なメニューでありながら、具材の違いや食感へのこだわり、焼き加減のコツなど、こだわりポイントがたくさん。極めれば極めるほどに奥深いメニューといえるでしょう。
その調理工程や具材の違いを一つひとつ丁寧に紐解くことで、こだわりの「MY餃子」を追求してみてはいかがでしょうか。


■まずは基本の餃子づくりをマスター
今回はにんにくの香りが食欲をそそる、定番の餃子レシピをご紹介します。

おろしにんにくで! 基本の餃子

【1】にらと白菜をみじん切りにします。

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【2】ボウルにひき肉、切ったにらと白菜を入れて混ぜ、おろしにんにく、おろししょうが、ごま油などを加えてさらに混ぜます。餡が完成したら餃子の皮に包みます。

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【3】フライパンにサラダ油を入れて火にかけ、包んだ餃子を並べます。底面に程よい焼き色がついたら下1/3までの水を餃子の上からかけ、ふたをします。強火から中火よりやや弱いくらいの火加減で2分ほど蒸し焼きにします。

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【4】ふたをとり、余分な水を強火で飛ばします。水けが飛んで周囲がパリッとしたら完成です。

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▼成功のコツ

・焼くときに水が多い場合は、ふたをずらして水を捨て、水分を飛ばしましょう。
・最後に焼きつけるときにサラダ油を小さじ2程度周囲から回し入れて焼くと、さらにパリッと仕上がります。

▼詳しいレシピはこちら


町の名店に学ぶおいしさの秘訣

基本の餃子のつくり方をマスターしたところで、町の餃子の名店のこだわりをのぞいてみましょう。わたしたちもお世話になっている、東京・飯田橋の名店「おけ以」では、どのようなつくり方をしているのでしょうか

1954年に創業した「おけ以」は、東京を代表する餃子の老舗です。おいしさの秘密は、創業以来守り続けている秘伝のレシピ。餡も皮もすべて手づくりする餃子は、外はパリッと香ばしく、中はとてもジューシー。地元をはじめ多くのファンに愛されている名店です。

こだわりの一つが混ぜ方です。ひき肉は握るようにせず、手の指の外側を押しつけるようにして均等に混ぜます。野菜を加えてからは軽く混ぜるのもポイント。しっかり混ぜると野菜から水分が出てしまうそうです。
また、焼くときには、餃子の上から水をかけたらふたをして、そのまま5分ほど蒸し焼きにしています。水分がなくなるまでふたをとらないのが、基本のレシピとの違いです。

その他、「肉に対して野菜の分量が多い」「白菜を下茹でしてしっかり水を切っている」など、いろいろなところで違いがありますね。


一口に餃子と言っても、店ごとにこだわりはさまざま。つくり方や具材の違いによって、味わいにも多彩な変化が生まれます。
次回からは、そんな奥深い餃子づくりを工程ごとに分解し、こだわりポイントを詳しくご紹介していきます。あなただけのとっておき餃子を、一緒に探求してみませんか?

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