父、肉を焼く。[美味しく焼く秘訣!]
こんにちは、エスビー食品です。
今、何も気にせずに外食に行けるとしたら、何を食べたいですか?
私たちエスビー食品の社員の間でも、そんな話を振れば「ステーキだ」「焼肉だ」と大盛り上がり。やはり男は肉発言が多く目立ちます。
ただ、ふと気付いたのです。ご馳走とはいえ、ステーキも焼肉も「肉を焼く」というシンプルな調理法。
たとえ料理経験が少ないお父さんだとしても、いけるんじゃないか…?
居ても立ってもいられず、今回の「#今こそ父の味を」では、初心者でも失敗しない簡単で美味しいステーキの焼き方をみなさんにお伝えしていきます。
ところで…「ステーキなんて、塩コショウを振って焼くだけじゃないの?」
そう思っている方も多いかもしれませんね。確かに大まかには塩コショウを振って焼くだけなのですが、実は、使うスパイスやハーブを変えたり、下処理や焼き方のちょっとしたひと手間で、「プロの味」さながらの肉汁が行き渡ったおいしいステーキが味わえるんです!
そこで今回は、「ステーキの王様」とも言える定番の「ビーフステーキ」のレシピを紹介しながら、おいしく焼き上げる秘訣を伝授していきます。
更に料理初心者のファーストステップに安心な「ポークステーキ」「チキンステーキ」もラインナップ!まあ、どの肉も簡単なコツを押さえながら焼くだけなのでご安心を!
究極のビーフステーキ
(調理時間:15分)
【材料 (2人分)】
牛ステーキ用肉 2枚
S&B岩塩 少々
S&Bブラックペッパー(パウダー) 適量
S&Bペッパーミックス 小さじ2
サラダ油 小さじ2
【作り方】
1. まずは下準備です。
肉はあらかじめ冷蔵庫から出し、30分ほど常温に戻しておきましょう。表面と中身の温度差がなくなり、焼くときに火の通りが良くなります。
肉から赤い汁(ドリップ)が出ていたら、キッチンペーパーで優しくふき取ります。生臭さが残ったり、下味がつきにくくなることを防ぎます。
目立つ繊維があれば、包丁の先を突き立て、軽く刺すようにして切っておきます。特に、固い筋がある場合は包丁でしっかり切っておきます(筋切り)。
【下処理ポイント①】筋切りのコツ
筋切りは、肉が縮むのを防ぐ重要な工程!赤身と白い脂身の間に切り込みを入れるイメージです。
2. ペッパーミックスはラップを二重にしたものに包み、麺棒(無ければ瓶の底などでも)でたたいて粗く砕きます。肉全体に塩とブラックペッパー(パウダー)を振り、手で軽く押さえてなじませます。ペッパーミックスも肉の表面にまぶして手でおさえます。
3. フライパンにサラダ油を入れ強火にかけて熱したら、肉を入れて強火で焼きます。煙が立ってきたら端を少し持ち上げ、美味しそうな焼き色がついていたら裏返し、もう片面も同じように焼き目がつくまで焼きます。(換気扇をつけましょう!)
【調理ポイント②】肉は動かさない!
焼くときは肉をできるだけ動かさないように。肉汁やうまみが逃げてしまいます。
4. 肉を取り出してすぐにアルミホイルに包んで皿に置き、2分待って余熱で火を通すと、ミディアムの焼き上がりに。出来立てを豪快にどうぞ!
【調理ポイント③】余熱を入れる
肉汁が全体になじんで、やわらかくジューシーな仕上がりになります。
■こだわりの焼き加減
ビーフステーキの焼き加減には、「レア」「ミディアム」「ウェルダン」などがあります。鮮度の高いお肉を味わうならレアやミディアム、生っぽい食感が苦手な方やお子さんにはウェルダンがおすすめ。今回ご紹介したステーキを、お好みの焼き加減に仕上げてみてはいかがですか?
●レア
表面は焼けていますが、中は生の状態。断面は鮮やかなピンク色で、肉汁たっぷり。
強火でしっかりと両面を焼いて完成。フォークなどで触ると、弾力がなく沈みます。
●ミディアム
中にちょうどよく火が通り、薄いピンク色の断面から肉汁が少し出ます。
強火で両面を焼いた後、アルミホイルで包んで予熱を入れます。
●ウェルダン
中まで十分に火が通り、肉汁はほとんど出ません。
強火で両面を焼いた後、ふたをして弱火にし、竹串を刺して透明な肉汁が出るまで加熱します。
【ビーフステーキに合うおすすめのスパイス:ブラックペッパー】
熟す前のコショウの果実を、乾燥させたものです。野性的でさわやかな香りと、ピリッとした強い辛みが、匂いの強い食材や味の濃いものによく合います。
▶レシピはこちら
ローレル香る!ポークステーキ
(調理時間:15分)
豚ロースとんかつ肉を使用し、ローレルが豚肉の生臭さを抑えて清涼感ある豊かな香りに。分厚い豪快ポークステーキ!思い切りよく焼いていただきましょう!
▶詳しいレシピはこちら
【ポークステーキに合うおすすめのスパイス:ローレル】
別名は月桂樹。洋風の煮込み料理の風味付けによく使われています。上品で清々しい香りが特徴。
豪快!ガーリックチキンステーキ
(調理時間:20分)
チキンだからといって侮るなかれ、ニンニクがこれでもか!とパンチを効かせていて大満足なステーキです。片栗粉がジューシーに仕上がる秘訣。チキンステーキだったら食卓に上がる率も上がりやすい!?
▶詳しいレシピはこちら
【チキンステーキに合うおすすめのスパイス:ガーリック】
元気の源、ニンニクを乾燥させたもの。肉や魚などの臭みを消す働きが強く、古くから世界中の料理に使われてきた定番のスパイスです。
▶肉をご馳走にしてくれるスパイスやハーブについてはこちらから!
外食で食べるようなステーキの絶妙な焼き加減が、自分で焼けるなんて、ワクワクしませんか?
旨い肉の味は、自分の舌が知っている。かたくならない、縮まない(量が減ったように感じますよね…)豪快ステーキをご自身の舌で確かめてみてください!
これを作れたら、お子さんからも、奥さんからも、「ステーキはお父さんです。」と家族のステーキ担当に任命されてしまいそうで参っちゃいますね!(こっそりステーキデーを増加させても多めにみてくれそうですよね!)
それでは、次回もご家族のためにもご自身のためにも挑戦してみたくなる、簡単なのに美味しいレシピを紹介します。ステーキな夏を!
(本日公開の他の記事 → 「#今だからできる本気のカレー」)
〈知ってる?スパイスとハーブのこと〉
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