短時間で深い味わい♡アメリカ流“おうちカレー”の絶品レシピ
hello!JTBアメリカ現地コーディネーターのシェリーです。
エスビー食品&JTBコラボマガジン第5回目の記事は、サンフランシスコからお送りします!
これまで各国の家庭料理を中心に紹介してきましたこのマガジンですが、今回はアメリカ在住の私の、日常のテーマともいえる「時短レシピ」をご紹介したいと思います。
我が家は共働きのため、仕事をしながら家事に育児と奮闘する毎日で、とにかく時短!時短!時短がテーマ。そんな中、私だけでなくアメリカのワーキングマザーたちの間でも、数年前から“インスタントポット”を使っての料理が流行しているんです。
インスタントポットとは、マルチ電気圧力鍋のことで、火を使わずに煮込み料理などが短時間でできる便利家電。炒める・蒸すといった料理もできて、温度調節も不要で失敗しらず。
短時間でお肉が非常に柔らかくなり、野菜のうま味も引き立つので、カレー以外にもビーフシチューや骨付き肉でポトフなど、よく作ります。
使い勝手のよさから話題となり、アメリカではSNSを中心に爆発的ヒットとなりました。日本にもこのような機能性家電が増えていますよね。
私の住むサンフランシスコではインド系住民の方の割合が多いのでインド風カレーの知名度も高く、インド系レストランの数がかなり多くありますが、今はコロナウイルスの影響もあっておうちでカレーを楽しむことが多くなりました。
アメリカで販売されているカレールウは、日本と違って肉エキスが入っていないこともあり、少しあっさりとしています。ベジタリアンの方も安心して食べられる点はいいのですが、日本のカレーと比べると少し味気ない感じがするかもしれません。
我が家では日本の家庭で食べるようなカレーが好みなので、肉エキスをしっかり感じられるようビーフブイヨンを入れてコクを足すのがマストです!
また、グリルしたソーセージを入れるのもお決まり。
香ばしさとジューシーなうまみが溶け出して、より一層深みが出る気がしています。
それでは、我が家の定番!カレーライスの作り方を紹介していきます。
【シェリー家定番!カレーライスの作り方】
〈 材料 〉(4人分)
豚肉 : 250g 油大さじ : 1 ニンニク : 1かけ 人参 : 150g 玉ねぎ : 200g 煮崩れないタイプのジャガイモ : 100g マッシュルーム : 40g ビーフブイヨン : 1かけ 水 : 600ml カレールウ : 4かけ ソーセージ : 4本 ご飯 : 2合
〈 作り方 〉
1. インスタントポットをソテーモードに設定。油をひいてニンニクと豚肉を軽く炒める。
2. 野菜を投入し、玉ねぎがしんなりしたら水とビーフブイヨンを投入。インスタントポットの蓋を閉めてプレッシャー(圧力なべ)モード25分に設定し、放置。
3. プレッシャーモードが終了したら、蓋を開けて再びソテーモードに設定。カレールウと、フライパンで軽くグリルしたソーセージを投入し、かき混ぜながら20分程煮込んで完成!!
インスタントポットを使用すると短時間でもお肉がホロホロになって、まるでレストランのカレーのような本格的な仕上がりになります。
食べ盛りのお子さんがいるご家庭では、チーズや揚げ物などをトッピングしてボリューム満点にすれば喜ばれるのではないでしょうか。
今回は、お酒にも合うように香ばしく炒めたニンニクを薬味代わりに添えてみました。
週末なので、昼間から軽く地元酒造の冷酒も楽しみましたが、スッキリ淡泊な飲み心地で、カレーとの相性も意外といいのでオススメですよ!
【カリフォルニアの現地情報】
最後に、少し現地状況を報告しますと、寒さと年末年始の人々の移動により、感染者の数は現在大変大きくなっているのが現状。
ですが、最寄りのドラッグストアや空港等で、PCR検査が可能になってきていたり、ワクチン接種施設として野球場、スタジアム、テーマパークの駐車場が提供される事になったりといった動きも見られます。
もう少し、辛抱の日々が続きそうですが、世界が元気になったら是非アメリカにいらしてください。
皆さんと再びお会いできることを楽しみに待っています。その時までどうか笑顔で過ごしてくださいね!see you! シェリーでした!
次回もお楽しみに!
前回のスペイン編は→こちら。
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