アニョハセヨ！JTB韓国現地コーディネーターのハン・ウォンソンです。
私は、ショッピングと旅行が大好きでこれまで国内、国外問わずいろいろな場所を旅してきました。料理は得意ではないのですが、自分で作って食べるのは好きで、特に手軽にできる料理が好きです。

 エスビー食品＆JTBコラボマガジン第8回目の記事は、韓国・ソウルからお届け！現地のトレンド情報や私でも簡単に作れる今話題の韓国グルメレシピを紹介しますね。

現在の韓国も日本と同様にコロナ対策がおこなわれている日々ですが、2021年2月には新しいデパート「ザ・現代ソウル」が汝矣島（ヨイド）にオープンし、盛り上がりをみせています。

 「ザ・現代ソウル」は、売り場の面積は約89,100㎡で、地下2階から6階までの8フロアに約600店舗が入店、現在ソウル市の最大規模の百貨店となります。名称には、「既存の百貨店のイメージを脱却、訪問客がのんびりと過ごせるようなランドマークになって欲しい！」という思いが込められているそうです。
そのため、広い室内空間の約半分が庭園や休憩場所になっていてショッピングだけでなくお散歩やお茶をしながら一日中ゆったり過ごしている人が多いのも特徴です。

地下１階は食堂やフードトラックフロアとなっていて6階には高級レストランフロアがあります。カフェは他のフロアにもいくつかあり、飲食店はすべて合わせると約129店舗もあります。

この「ザ・現代ソウル」周辺には、ソウルのシンボルである漢江という川が流れており、両脇には漢江公園が多数あります。密を避けるという目的からなのか、このような公園でピクニックをする人々も急増しており、コロナ禍でも日々の楽しみ方が模索されています。

漢江公園は、ソウル中心を流れている川である漢江を基準に、南と北両側に一般市民が気軽に休める造りになっています。芝生ゾーンも充実しているので、ピクニックするのにぴったりの場所なんですよ。
夜には遊覧船も運行しており、子供連れの家族や恋人同士のデートコースとしても有名なスポットとなっています。

今回は、そんな韓国のピクニックブームとともに、ピクニックにぴったり！SNSで人気に火がついたキンパの進化系「折りたたみキンパ」のレシピを紹介したいと思います！

コロナ時代になって、韓国では外食よりも家で料理をする人々が増えました。それにより、家でも簡単かつ美味しそうにみえる料理が人気です。
この「折りたたみキンパ」は、料理が苦手な方でも簡単に作ることができますし、インスタ映えを狙う若い方々にも人気があるんです。

韓国版のり巻きの「キンパ」は、ごはん、ハム、卵焼き、野菜などがぎっしり詰まった、栄養バランス満点で韓国を代表するソウルフード。
韓国の小～中学生の遠足において、大半の家庭でキンパがお弁当メニューとなっているほど国民食となっています。

今回紹介するキンパの進化系「折りたたみキンパ」は、海苔で巻かずに折りたたむだけなので通常のキンパよりお手軽に作れるのが魅力。
簡単な下準備をのぞけば、調理時間がわずか9秒ということでも話題を呼んでいます。ラップやアルミに包めば弁当箱もいらないので、SNS世代の若者だけでなく、忙しいサラリーマン、お子さんがいるご家庭などで、じわじわブームになっているようです。

それでは、作り方を説明していきますね！

〈 材料 〉（約6個分）
白飯：1合半　　巻きずし用の海苔：6枚　　ハム：1缶（日本のスーパーで売られているハムや、缶のポークミートなどでもOK）　　にんじん：小1本　　卵：3個　　スライスチーズ：6枚　　エゴマの葉っぱ：6枚（大葉で代用可）　　キムチ：適当量
ご飯用の合わせ調味料
ごま油 : 大さじ1　　塩 : 小さじ1/4　　白ごま : 小さじ1

〈 作り方 〉
1.  5mmほどの厚さに切ったハムをフライパンで焼き、冷ましておきます。

2. 卵はごま油を引いて薄めに焼いていきましょう。粗熱が取れたら四角に切ります。 にんじんは細切りにし、ごま油で炒めて塩で味付けします。

3. キムチは水で洗うことで発酵の旨味も感じやすくなり、子供も食べやすくなるので洗って使用するのがおすすめです。洗ったらキッチンペーパーなどで水けを取り、ごま油をひとたらしして和えます。
ご飯は、合わせ調味料で味を整え、冷ましておきます。

4. 海苔1枚を置き、画像の部分だけ半分に切ります。

5. 具材を画像の位置に載せ、→の順番で、ぱたんぱたんと畳みます。（画像ではレシピの具材全てを入れていませんが、もちろん全部入れても美味しいです！）

// POINT! //
具材を増やしたい場合は、下記画像の様に6分割でも折り畳めます。 出来上がりサイズもお好みに合わせて作ってみてください。 　

 完成！

エゴマの葉っぱは、韓国食材が売っているスーパーで手に入るのですが、グッと本場の味に近づきますよ！

また、具は今回の材料以外でも楽しめます。私のオススメの具材は、
・プルコギ
・焼肉のたれで味付けした牛肉　
・ツナ缶　
・茹でた海老　
・マヨネーズで和えたかにかま
です！

★ちなみに、味付けを塩ではなく、「シーズニングナムル」にするのもおすすめ！ガーリックの旨みがご飯に加わると止まらなくなります。
「シーズニング韓国風たたききゅうり」で和えたきゅうりを入れるのも大好きです！

 「折りたたみキンパ」を持って漢江公園でピクニック♪ 　  
日本は梅雨の時期に入りましたが、ベランダでアウトドア気分を味わう“ベランピング”をしながら食べるのも楽しそうですよね！ 

このマガジンでは、今後も現地のコーディネーターが、おうちごはんがたのしくなるような各国のレシピ情報や現地の最新情報を発信していきます！次回も一緒に旅しましょう！

韓国にいらした際には、ザ・現代ソウルや漢江公園周辺をぜひ散策してみてくださいね。それではまたお会いできる日まで……アンニョン！

前回のタイ編は → こちら

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