「カブとパクチーの瞬間ソテー レモンバターソース」まるでレストラン! カブの新しい魅力に出会えます。 #旬とスパイス
だんだん冬の寒さも和らぎ、暖かな日差しにふと体の緊張が解けるようになりました。春がやってくると、とたんに香りの強いもの、緑の美しい食材に目を奪われます。
パクチーも実は今が旬のハーブ。最もおいしく食べられる時期です。独特な香りが体をシャキッとさせるようで、下ごしらえをしているからワクワクしてしまいます。今回はアジアンテイストではない、パクチーの効果的な使い方を紹介します。
そして同じくカブも、今が旬のお野菜です。きめ細かくしっとりとした歯触りのカブは、静かに煮ても生で食べてもおいしく、私はこの季節に常備しています。
最近は、さっと火を入れて食べるのがお気に入りです。柔らかさとみずみずしさを両方楽しめる、いいとこどりな食べ方なんです。
「カブとパクチーの瞬間ソテー レモンバターソース」
桜エビを指先で揉み込んで、細かくします。
カブは皮を剥き、1cmの厚さにスライスします。中心に向かって放射線状に切るといいですよ。
パクチーをみじん切りにします。葉っぱの部分を中心に使ってください。
フライパンに、バターと細かくした桜エビを入れます。
中火にかけて、バターが溶けてきたらすぐにカブを入れてください。
溶かしバターをカブに絡めたら、塩を全体に振り、ざっと和えて、すぐに火を消します。
レモン汁を入れて、すぐに蓋をして1分蒸らします。
1分経ったら、パクチーを全体によく絡めて出来上がりです。
器によそったら、レモンの皮1/2個分をすりおろし、全体にかけます。
パクチーとレモンの爽やかな香りとバターの濃厚な風味が絡まり、なんともいい匂いです。
今回のレシピでは、桜えびとパクチーを効果的に使うことで、あっさりとした味わいのカブを主役に仕立ててくれました。口にすると桜エビの旨みが襲い、瞬間的に火を通したカブのしゃきしゃきジュワッ!とした食感がたまりません。パクチーを少量加えることで、心地よい穏やかな香りのアクセントが生まれます。アジア料理というより、洋食のような雰囲気です。
冷めてくるとバターが固まってしまうので、ホットサラダのように温かいうちにお召し上がりくださいね。
食べた人はみんな感動する、意外なほどのおいしさをぜひ楽しんでください!