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「カブとパクチーの瞬間ソテー レモンバターソース」まるでレストラン! カブの新しい魅力に出会えます。 #旬とスパイス

あるときはしびれるようにビリリと強烈で、あるときは果物のように甘くフレッシュで、またあるときは爽やかな軽さをもたせてくれる・・・。スパイスやハーブをほんのひと振りするだけで、一皿は魔法のようにがらりと変わります。

甘みと栄養素をたっぷり含んだ旬野菜と、それをさまざまな表情に変えてくれるスパイス&ハーブのかけ合わせをぜひ堪能してほしい。そんな想いからはじめた「#旬とスパイス」シリーズ。

レシピと文章は
noteクリエイターであり料理家の今井真実さんです。つくる人の気持ちに寄り添うレシピ開発を行っている今井さんに、四季の味覚を思いきり満喫できるレシピを教えていただきました。

だんだん冬の寒さも和らぎ、暖かな日差しにふと体の緊張が解けるようになりました。春がやってくると、とたんに香りの強いもの、緑の美しい食材に目を奪われます。

パクチーも実は今が旬のハーブ。最もおいしく食べられる時期です。独特な香りが体をシャキッとさせるようで、下ごしらえをしているからワクワクしてしまいます。今回はアジアンテイストではない、パクチーの効果的な使い方を紹介します。

そして同じくカブも、今が旬のお野菜です。きめ細かくしっとりとした歯触りのカブは、静かに煮ても生で食べてもおいしく、私はこの季節に常備しています。

最近は、さっと火を入れて食べるのがお気に入りです。柔らかさとみずみずしさを両方楽しめる、いいとこどりな食べ方なんです。

「カブとパクチーの瞬間ソテー レモンバターソース」

【材料】(2〜3人分)
カブ 大1個(180g使用)
塩 3つまみ
桜エビ 1g(小さじ1)※小エビ、アミエビなど乾燥エビ
バター 10g
S&B フレッシュハーブ 香菜(パクチー) 3g(葉の部分3本分程度)
レモン 1/2個
レモン汁 大さじ1/2

桜エビを指先で揉み込んで、細かくします。

カブは皮を剥き、1cmの厚さにスライスします。中心に向かって放射線状に切るといいですよ。

パクチーをみじん切りにします。葉っぱの部分を中心に使ってください。

フライパンに、バターと細かくした桜エビを入れます。

中火にかけて、バターが溶けてきたらすぐにカブを入れてください。

溶かしバターをカブに絡めたら、塩を全体に振り、ざっと和えて、すぐに火を消します。

レモン汁を入れて、すぐに蓋をして1分蒸らします。

1分経ったら、パクチーを全体によく絡めて出来上がりです。

器によそったら、レモンの皮1/2個分をすりおろし、全体にかけます。

パクチーとレモンの爽やかな香りとバターの濃厚な風味が絡まり、なんともいい匂いです。

今回のレシピでは、桜えびとパクチーを効果的に使うことで、あっさりとした味わいのカブを主役に仕立ててくれました。口にすると桜エビの旨みが襲い、瞬間的に火を通したカブのしゃきしゃきジュワッ!とした食感がたまりません。パクチーを少量加えることで、心地よい穏やかな香りのアクセントが生まれます。アジア料理というより、洋食のような雰囲気です。

冷めてくるとバターが固まってしまうので、ホットサラダのように温かいうちにお召し上がりくださいね。

食べた人はみんな感動する、意外なほどのおいしさをぜひ楽しんでください!

今回のレシピと文章:今井真実(料理家)、撮影:今井裕治

〈お知らせ💡〉
私たちエスビー食品がこれまでnoteに投稿してきた全レシピをスパイス別、ハーブ別にまとめてみました。ぜひお手持ちのスパイスやハーブでチェックしてみてくださいね▼
「スパイス&ハーブレシピまとめ」


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