フライパンひとつであっという間!「しゃきしゃきアスパラとホタテ、イタリアンパセリのクリームソース」 #旬とスパイス
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フライパンひとつであっという間!「しゃきしゃきアスパラとホタテ、イタリアンパセリのクリームソース」 #旬とスパイス

あるときはしびれるようにビリリと強烈で、あるときは果物のように甘くフレッシュで、またあるときは爽やかな軽さをもたせてくれる・・・。スパイスやハーブをほんのひと振りするだけで、一皿は魔法のようにがらりと変わります。

甘みと栄養素をたっぷり含んだ旬野菜と、それをさまざまな表情に変えてくれるスパイス&ハーブのかけ合わせをぜひ堪能してほしい。そんな想いから「 #旬とスパイス 」シリーズをはじめました!

このシリーズでは、クリエイターの方と「旬の新しいおいしさ」を発見していきます。レシピと文章は
noteクリエイターであり料理家の今井真実さん。作る人の気持ちに寄り添うレシピ開発を行っている今井さんに、家庭で無理せず取り入れられるのに華やかなおいしさのレシピを作っていただきました。


美しい緑色、ぴんと立った穂先。アスパラは、私にとって贅沢な春野菜。


だっていつも1把では足りないし、あっという間に食べ切ってしまうから。ただ茹でてマヨネーズをぽってりと付けて食べるのもたまらないし、さっと炒めるだけで瑞々しさにハッとする。

今回はせっかくなのでアスパラの色に合わせて、お料理を組み立ていきましょう。緑色と白色、春の日差しのような明るい気持ちになるように。



合わせるハーブはイタリアンパセリ。濃淡を付けたくて、濃い色合いが頼もしい。香りの役割はもちろん、葉野菜のように使ってたっぷりと食べたいハーブのひとつです。

アスパラの独特の風味にも相性の良い青い匂いは、春の息吹のような生命力を感じます。

【材料】(作りやすい分量)


アスパラ 8本(約90g)
フレッシュハーブ イタリアンパセリ 葉の部分のみ ひとつかみ(約7g)
ホタテ お刺身用 3枚(約90g)
にんにく 1/2かけ
生クリーム 100ml
塩 小さじ1/4

レモン汁 小さじ
1/4


お好みで:ホワイトペッパー(パウダー)

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にんにく1/2かけをつぶします。

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アスパラの根元を折り、細切りにします。

まず長く薄く斜め切り、その後に縦に切っていきます。細さも不均等、長さもバラバラで大丈夫です。食べたときの食感の違いを楽しみましょう。

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ホタテは斜めにスライスします。

これも大きいものがあったり、薄いものがあったり、切り方を少し変えましょう。火の通りが変わりレア状だったりしっかりとした肉質になったりと違いが出ます。

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パセリは葉の部分だけを使い、細かくみじん切りにします。

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生クリームとにんにくをフライパンに入れ、中火で沸騰させます。

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沸騰したら弱火に切り替え、細切りしたアスパラ、塩小さじ1/4を入れて、クリームを絡めながら2分間煮ていきます。

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一度火を止めて、レモン汁を入れ、ホタテとイタリアンパセリを入れてクリームが行き渡るように和えます。

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全体が満遍なく混ざったら、最後にもう一度中火で火を付けます。クリームが煮立った時点で、すぐに火を止めましょう。火を付けたり、消したりすることで素材に火が入りすぎるのを防ぎます。



最後に味見して、お塩の量を調整してくださいね。今回、にんにくは香りを付けるだけの役割なので取り除きましょう。

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出来上がり!



火にかける時間は合計で5分もありません。お好みでホワイトペッパーをどうぞ。

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問答無用のおいしさとはこのこと…口に入れた瞬間に幸福感に包まれます。



きめ細やかなアスパラをしゃくしゃくと噛んでいくと、じわじわ水分が溢れていき、ホタテの滑らかな舌触り、貝特有のうまみと強い甘みがミルキーなソースと合わさり最高です。

ああこのしゃきしゃきと、ねっとりが永遠に気持ち良い…。
引き締めるレモンの微かな酸味、イタリアンパセリの爽やかな余韻が、もう一口と食欲を掻き立てるのです。

ただ生クリームと煮ただけでなぜこんなにおいしいの? 全ての素材が生き生きして、とろりとしたソースが全てを優しくまとめてくれる。

アスパラの細切りはぜひ試してほしい切り方。見た目にも美しいですし、アスパラの歯触りの良さに感動ものです。これだけで少し特別感がありますよね。

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残ったソースをパンに付けてももちろんおいしいのですが、パスタ仕立てにしても、ご想像の通り間違いありません。パスタは幅広のものを使ったら、もうお店の味ですよ。

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イタリアンパセリは細かくみじん切りすることによって香りも立ち、爽快なアクセントになってくれます。

アスパラがおいしい時期のうちに、ぜひ試していただきたいレシピ。旬の素材の美しさにもきっと嬉しくなるでしょう。

作った人が味見したときに思わず驚いてしまう、そんな楽しさがこのお料理にはありますよ。




------【追記:2021.06.30】------

このレシピをパスタにアレンジする方法について、いくつかお問い合わせをいただきました。

みなさん作ってくださってありがとうございます。

以下に、パスタアレンジで失敗しないためのコツをご紹介しますね!

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・ソース自体優しいお味なのでパスタにするなら、元のにんにくを少し強めにしても美味しいです。
みじん切りにしたり、チューブタイプのすりおろしを使っても良いと思います。

(パスタにする場合)生クリームも多めが美味しいと思います。
150mlほどの分量でも良いかもしれません。
足りなければ牛乳でも良いと思います。水分が少なくなったら茹で汁、味が濃くなりそうであればお湯を利用しましょう。

・パスタの茹で汁を1%にします。
水1ℓに対して塩10g(小さじ2)飲んでちょうど良いくらいの塩分濃度を目指すと良いです。

使用するパスタは大体180g、2人分を想定しています。
ペンネなどのショートパスタや、太めのパスタでタリアッテレ、リングイネなどがおすすめです。

次に、作った後で味を微調整する方法です。

・アスパラのクリームソースが出来上がり、パスタと和えたら味見をしてください。ここで味が薄かったら、お塩を軽く振ってください。

・コクが足りないように感じたら、少し牛乳を足したり、バターを入れます。すりおろしたパルメザンチーズや粉チーズをたっぷりかけてください。

・レモンの香りが弱かったら、お皿に盛り付けた後、レモンを皮目を下に絞り、皮のすりおろしを散らします。レモンの香りも強く出ると思います。

アレンジとして、キリッとした塩味の生ハムを添えたり、胡椒をひいたり、少し強めのお塩味(アンチョビ等)や辛味を入れることでさらに美味しく召し上がれます。

夏野菜アレンジもぜひ! アスパラの代わりにズッキーニなどもおすすめですよ。

もしお作りになる機会がありましたら、味見しながら、上記の調整をご参考いただけたらありがたいです。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

今井真実

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今回のレシピと文章:今井真実(料理家)、撮影:今井裕治


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