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口の中でとろける香り。魅惑のKALPASIスパイスジェラート

料理向けの印象が強いけれど、実はスイーツにもたくさん使われているスパイス。
今回紹介するのは、なんとジェラート!
伺ったのは、「Curry Spice Gelateria KALPASI(カルパシ)」さんです。

こちらは、完全予約制でなかなか予約が取れないという千歳船橋の人気のカレー店「KALPASI」の2号店として、2020年7月にオープンしたばかり。
本格的なスパイスカレーとともに、KALPASIではコースのデザートとして好評のスパイスを使ったジェラートを扱っています。
コロナ禍の中という飲食店には厳しい状況ながら、「あのKALPASIのカレーが手軽に食べられる!」と連日賑わっているそうです。

お店は下北沢駅の近く、賑やかな商店街の中にありました。

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店に入ると、まずはジェラートケースがお出迎え。

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ケースはジェラートの専門店で使われている蓋つきのもの。
ジェラートが空気に触れないようにして品質を守るという、いわば本格派の証。
店名に「Gelateria」とあるのも納得です。

ちなみにジェラートとアイスクリームの違いについて。
明確な定義はないものの、一般的に空気の含有量が普通のアイスクリームより少ない35%未満とされています。
そのぶん乳脂肪や材料の密度が濃く、素材の風味を生かしたコクのある味やねっとりとした食感が特徴。

スパイスの味が楽しめるというジェラートに期待を膨らませつつ、メニューを拝見します。

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……あ、味の想像がつかない~~~~!!

さっそく店長の内田佳輔さんにお話を伺いました。

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内田さんは、千歳船橋にあるKALPASI店主の黒澤さんの、かつての同僚。
この下北沢のお店のオープンにあたり、黒澤さんから店長にスカウトされました。
調理は1号店から来たスタッフに任せ、マネジメントや接客などを担当しています。

――そもそも、KALPASIでジェラートを出すようになったのはどうしてですか?

「千歳船橋の本店でカレー料理のコースを出すにあたり、冷たいデザートを作りたいというのがありました。ちょうど社長の黒澤の知人に、ジェラート店をしている人がいたことから、色々と教えてもらってスパイスのジェラートを作るようになりました。
フレーバーは月に1回くらいの頻度で、不定期に変えています。
1~4番は定番で比較的食べやすいもの、5~8番はユニークな、好き嫌いは分かれるかもしれませんが、他では食べられないここだけのものになっています。

どうやって考えているのかよく聞かれますが、ほとんどが黒澤のアイデアで、最近はうちのジェラート専門スタッフが考えてくれた味も増えています。
スパイスやハーブを使い、ほかには旬の果物などをとり入れることを意識しています。
何度か出すうちに、お客さまの声を反映して進化しているものもあるんですよ。スパイスがどんどん強くなっているフレーバーとか(笑)」

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キッチンにずらりと並んだスパイス。
カレー店に関わるのは初めてとなる内田さん。スパイスの奥深さや面白さに驚きや発見の毎日だそうです。

――ジェラートを食べたお客さまの反応はいかがですか?

「お客さまの反応で一番多いのは『おいしい!』ですが、次に多いのが『面白い!』なんです。食べた時のギャップや驚きを感じていただけているのかなと思います」

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本場イタリア製のジェラートマシン。
スパイスやカレー用の大鍋が並ぶキッチンに馴染んでいます。

「スパイスジェラートならではだと思うのは、いろんなスパイスが混ざっているカレーに比べて、スパイス単体の味がはっきり感じられることです。
このスパイスはこんな味だったんだ!と分かったときの嬉しさがあります」

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本場イタリアでは、ジェラートは単体としてはもちろん、複数の味を組み合わせた時のハーモニーも魅力のひとつ。
KALPASIのスパイスジェラートも、組み合わせでいろいろな味が楽しめるそうです。


お家で作れる、KALPASI流スパイスジェラート

……さあ、ここまで読めば食べてみたくなりませんか???
そこで、お家で作れるスパイスジェラートのレシピを考案してもらいました!
使うはもちろん、エスビー食品のスパイスです。

レシピは「マンゴー+ハバネロ」「ココナッツミルク+ローストクミン」の2種。
一緒に食べることでさらなる味の変化が生まれるそう。
ぜひ両方お楽しみください!
もっと手軽に楽しめるように、市販のアイスにオススメのスパイスも聞きましたよ~

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【レシピ】お家で作れるスパイスジェラート①
マンゴー+ハバネロジェラート

口に入れると広がる、マンゴーの甘さ。
そこに激辛のハバネロが後から襲ってきます!!
まるでジェットコースターのように両極端の味が楽しめる、KALPASI本領発揮のフレーバーです。

〈材料〉 2人前
マンゴー缶   固形量で230g
卵白(Mサイズ)   1個分(約30g)
砂糖   32g
レモン汁   小さじ2+小さじ1
S&Bハバネロペッパー(パウダー)  少量(目安は耳かき1/2~1杯)

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※写真は卵白以外の材料です(卵白は冷凍中)。

〈作り方〉
【1】

卵白はボールごと冷凍庫に入れて半冷凍にします。
その間に、マンゴーとレモン汁小さじ2をミキサーなどでピューレ状にします。

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今回はブレンダーでとろとろにしましたが、「ミキサーやブレンダーがない場合は、フォークなどでつぶしても、果肉感が残っておいしいです」とのこと。

【2】
半冷凍した卵白にレモン汁小さじ1を加え、ふんわりするまでホイッパーで混ぜます。

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始めはシャリシャリですが、だんだん白く泡立ってきます。

【3】
砂糖を数回に分けて加えながら、なめらかなクリーム状(8分立て程度)にします。

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角が立つほどでなく、8分立て程度でOK。

【4】
【1】のマンゴーを加え、さっくり混ぜます。

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【5】
辛さを確かめながら、ハバネロパウダーを少量ずつ加え、やさしく混ぜます。

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ハバネロはとても辛いので、少しずつ加えてくださいね!

【6】
保存容器に入れて冷凍庫へ。
3時間ほどで固まり始めます。カチカチにはなりませんが、途中で何回か混ぜるとより滑らかに仕上がります。

調理をしてくれたスタッフさんに「辛いのが苦手な方はどうしたらいいですか?」と聞いたら、「辛いのが苦手な方にはオススメできません!」ときっぱり。
甘~いマンゴーと激辛のハバネロだからいいそうです。
苦手な方はハバネロ抜きのマンゴージェラートとしてお楽しみくださいね(スパイスないけど……)。

【レシピ】お家で作れるスパイスジェラート②
ココナッツミルク+ローストクミンシード

ココナッツミルクのやさしい甘さに、クミンのスパイシーな香りが広がる、アジアンデザート風のジェラートです。

〈材料〉 2~3人前
ココナッツミルク   135g
生クリーム   100g
卵白(Mサイズ)   3個分(約90g)
砂糖   32gくらい
レモン汁   小さじ1
S&Bクミンシード   小さじ1/2 
※分量はお好みでOK。クミンシードの代わりにマスタードシードでもおいしいです。
塩   ひとつまみ

〈作り方〉
基本はマンゴー+ハバネロと同じです。

【1】
卵白はボールごと冷凍庫に入れて半冷凍にします。
その間に、クミンシードを鍋やフライパンに入れ、中火でローストします。
焦がしすぎると苦みが出るので注意!

【2】
クミンの香りが強くなってきたら火を止め、ココナッツミルクに加えます。

【3】
半冷凍した卵白にレモン汁と塩を加え、ふんわりするまでホイッパーで混ぜます。

【4】
砂糖を数回に分けて加えながら、なめらかなクリーム状(8分立て程度)にします。

【5】
【1】のココナッツミルクを加え、泡をつぶさないようにやさしく混ぜ合わせます。

【6】
保存容器に入れて冷凍庫へ。
3時間ほどで固まり始めます。カチカチにはなりませんが、途中で何回か混ぜるとより滑らかに仕上がります。


もっと手軽に!市販のアイス×エスビーのスパイス

さらに、市販のアイスをスパイスでアレンジするならどうするか?
内田さんやスタッフの皆さんに、オススメの組み合わせを考えていただきました。
ポイントは「振りかけるだけでなく、しっかり混ぜて味の融合を楽しんでください」とのことです!

①バニラアイス+S&B七味唐からし
「甘い」と「辛い」のコントラストが魅力。おなじみの七味の意外な顔が楽しめます。

②チョコレート味+S&Bロイヤルマサラ(もしくはS&Bガラムマサラ

好きな人の多いチョコレート味に、マサラの独特な香りが引き立ちます。

③ストロベリー味+S&Bナツメッグ(パウダー)

香り豊かで大人っぽい味。ストロベリーとナツメグはKALPASIでも人気の組み合わせだそうです。

ちょっとずつ温かくなり、アイスのおいしい季節です。
新しい味を楽しんでくださいね!

(とはいえ冷えは禁物!あたためるのも忘れずに!)


百里香とも呼ばれ、百里離れていても香るほど、香りが強い。
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スパイス&ハーブのエスビー食品が「無理せず、いっしょに。」をテーマに更新するアカウントです。まずは簡単に作れるアイデアで、たのしく料理に向き合い、負担を減らせるようなレシピ情報を発信します。【公式HP】https://www.sbfoods.co.jp/