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本気のカレー① 「おうちのカレー粉でスパイスカレーが作れる話」

こんにちは。エスビー食品です。
季節はいよいよ夏本番。カレーの似合う季節がやってきました!

おうち時間を使って、いつもより本気で料理に取り組んでみる今だからできる#本気の○○。餃子に続くシリーズ第2弾はついに、私たちエスビー食品入魂の、「本気のカレー」です。

実は、このマガジンが立ち上がった時から、「カレーペーストをイチからつくるスパイスカレーの世界を語りたい」とずっと思っていたので、今回はより一層張り切ってまいります。

スパイスカレーはつくるのが大変? いや、そんなことはありません!

スパイスカレーの魅力は何と言っても、いくつものスパイスがおりなすキレのある香り。キッチンに広がる香りに食欲を刺激されながら、できあがりに胸を膨らませ調理していく過程は、まさにスパイスカレーならではの醍醐味。
また、自分好みのスパイスを発見して量を多くしてみたり、いろいろなスパイスの組み合わせを試したり、「探求」のおもしろさがあるのも、ぜひみなさんに実感していただきたい魅力のひとつです。

一度ハマると抜け出せなくなってしまう人も多い、奥深〜いスパイスカレー道。とはいいつつ「スパイスをいくつも買い揃える必要があるんでしょ?」「できあがるまでめちゃくちゃ時間かかりそう…」なんて、ハードルの高さを感じている人も多いかもしれません。ですがご安心を。

今回、入門編としてご紹介するレシピは、鶏肉や玉ねぎ、トマトといった定番食材と、「赤缶カレー粉」を使うだけ。たった30分程度で本格的なスパイスカレーがつくれてしまうのです。

いざ、みなさんもスパイスカレー道の第一歩を踏み出しましょう!

〈「赤缶」ひとつでスパイスカレーがつくれる理由 〉

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1950年から発売されている「赤缶カレー粉」。ターメリックやコリアンダー、クミン、フェネグリークなど30数種類ものスパイスを絶妙なバランスでブレンドしているので、これひとつで本格的なスパイスカレーをつくることができちゃいます。カレーづくりの強い味方です。

赤缶から始めるスパイスカレー入門。 まずは基本のチキンカレーから

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今回のレシピは、鶏もも肉のぷりぷり食感と、スパイスの香りのコンビネーションが食欲をそそる「チキンカレー」。真夏の空腹をしあわせで満たしてくれる一品です。
スパイスカレーづくりの基本がぎゅっとつまっているので、最初にコツをつかむのにもぴったりのレシピです。

材料(2人分)
鶏もも肉(ひと口大)1枚(250g)  
玉ねぎ(みじん切り)中1個(200g)
トマト(角切り)中1個(150g)
サラダ油 大さじ1  
バター 10g
おろしにんにく / おろししょうが  それぞれ小さじ1/4
赤缶カレー粉 大さじ1  
塩 小さじ1弱(5g)  
水 200ml
プレーンヨーグルト 大さじ2  
アーモンドスライス 適量
クミンシード(なくても可)


作り方
1.  鍋にサラダ油、バター、玉ねぎ、にんにく、しょうがを入れ、中火で8分ほどしっかり炒めます。

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【本気ポイント①】玉ねぎは濃いきつね色になるまでしっかりと!
玉ねぎはスパイスカレーのベースを担う大事な食材。濃いきつね色になるまで、しっかり炒めましょう。多少焦げても大丈夫。スパイスカレーらしい香りや、煮込んだときの旨みにもなります。
【本気ポイント②】より本格的な味にしたいときは「クミンシード」をプラス!
より本格的な味に仕上げたい場合はワンスパイスをプラス。玉ねぎと一緒に、クミンシード(小さじ1/3)を炒めましょう。食べた時の香り立ちが抜群になりますよ!

2.  トマト、カレー粉、塩を加えて1~2分炒め、カレーペーストをつくります。

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【本気ポイント③】トマトを炒めるときは大胆につぶしながら!
酸味や水分を飛ばすことで、トマトの旨みをぎゅっと引き出します。生のトマトを使う場合、皮や種はそのままでOKです!

3.  鶏肉を加え、分ほど軽く混ぜながら炒めます。

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4.  水、ヨーグルトを加え、蓋をせずに、中火から弱火で13~15分ほど煮たら、完成です。

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【本気ポイント④】煮込むときの火加減の調整は繊細に!
火加減により水の蒸発量が変わります。味見をしながら、好みのとろみや塩加減に調整しましょう。

▶チキンカレーのレシピページはこちら

余ったヨーグルトで「ふたつの香りのラッシー」はいかが?

スパイスカレー用に買ってきたヨーグルト、余っていませんか?(うちではあまりヨーグルトを食べる習慣がないので、余らせがちです…。)そんなときはスパイスカレーとの相性抜群な「ラッシー」をつくってみるのもおすすめです!カレーを煮込んでいる間にサッと作れてしまうお手軽さ。一度作ると、カレーのお供の定番になってしまいそうな組み合わせなんです。

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材料(2人分)
プレーンヨーグルト 250ml  砂糖 大さじ2  冷水 150ml
シナモン(パウダー)少々  カルダモン(パウダー) 少々

作り方
1.  ボウルにプレーンヨーグルトを入れてなめらかに混ぜます。
2.  1. に砂糖を加えて溶かし混ぜ、冷水を加えて混ぜます。
3.  グラスに注ぎ、シナモンとカルダモンをそれぞれ振り、出来上がり。

これを機にスパイスカレーの「沼」にハマってみませんか?

スパイスカレーを初めてつくった人がよく驚くのが、その意外なお手軽さ。基本は炒めて煮込むのがメインなので、工程もシンプル。「いい意味でイメージを裏切られた!」という人も多いようです。「市販のルウに頼らず、イチからカレーをつくり上げた」という充実感と達成感を味わってみてください。(きっとハマりますよ!)

みなさんも実際につくってみたら、ぜひハッシュタグ『#今だからできる本気のカレー』で投稿して教えてください!

シンプルな一方で、奥の深さも半端じゃないスパイスカレー。次回はちょっとだけステップアップ。今回のレシピにほんのひと手間加えるだけでできる個性のあるスパイスカレーをご紹介します。どうぞお楽しみに!

〈知ってる?スパイスとハーブのこと〉
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