30年以上変わらない、絶品カレーの名店。 [神田神保町 マンダラ]
こんにちは、エスビー食品です。
今日のレシピは、神保町で長く愛されるカレーの名店「マンダラ」がご紹介してくださる料理です。
(本日公開の他の記事 → 「今日の#無理しないご飯」 「#健康な食卓を考える」)
緊急事態宣言が解除されてから、約一か月。長い外出自粛期間中、皆さんどのように過ごされましたか?
普段は外食ばかりだけど、この機会に自炊をするようになったり、時間があるからこそ、ちょっと凝ったレシピに挑戦してみたり、「料理」が身近になった人は多いのではないでしょうか。
そんな、せっかく身についた“料理習慣”をなくしてほしくない! そんな思いから、料理をさらに楽しめるように「#こっそり教えるプロの味」を立ち上げました。
ご紹介するのは、あなたも知っているかもしれない数々の名料理店が、こっそり教えてくれる“ひみつのレシピ”。「この料理にあのスパイスを?」「こんな作り方があるんだ!」などと、料理経験者であっても新鮮な発見があることは間違いなし。お家で作る料理がワンランクアップするはずです。
本場インドの味が楽しめる、まろやか・スパイシーカレー
神田神保町「マンダラ」
今回、とっておきのレシピを教えてもらうのは、神保町にある本場のインドの味が楽しめるカレーのお店「マンダラ」です。
マンダラの看板メニューは「チキンバターマサラ」。トマトの酸味と、カシューナッツによるコクが魅力的な逸品です。
オーナーの外ノ池祐太さんによると、トマトは2種類以上、カシューナッツはふんだんに使用することが、美味しさの秘密なのだそう。カシューナッツの原価は安くはないものの、カシューナッツの量を減らし、代わりにバターを増やしてしまうと、カシューナッツの甘みがなくなり、オイリーな味わいになってしまいます。
現地のレシピに忠実に作ることで、30年以上、この味を保ち続けていられるのです。
また、挽きたてのガラムマサラの香りもこだわりのポイント。「マンダラ」オリジナルの配合で、2週間に一度、独自に手作りしているのだそうです。こだわりのスパイスも常にフレッシュなものを使っていることも、長年愛される秘訣なんですね。
「マンダラ」 スパイスの秘密
「マンダラ」が、カレーにとって大切だと認識しているもの、味はもちろんですが、一つは“色み”。見た目は味に大きく影響してきます。スパイスによって色の出方が大きく変わることがあり、味は同じでも見た目に違いが出てしまう場合があります。「マンダラ」では料理の品質をキープするために、色みが安定しているエスビー食品のスパイスを使用してくれているのだそうです。
そのうち、特にターメリックとパプリカを愛用。こちらも、主に色みとしての利用で重宝してくれているとのこと。ターメリックはカレーに入れるのはもちろん、チキンを焼く前にヨーグルトとマリネをする際などにも使われているようです。
「マンダラ」のこだわり
「マンダラ」は、創業以来、お客様が楽しいひとときを過ごし、思い出として残るようなレストランでありたい、という思いを持ち続けています。
まだ気軽に外出するには不安の残る時期ですが、また落ち着いたら大事な方と一緒に是非訪れてみてはいかがでしょうか?「マンダラ」ではテイクアウトも可能なので、名店の味をご自宅でも楽しめます!
「マンダラ」直伝!カレー作りの極意
そんなカレーの名店「マンダラ」から、家庭でカレーを作る際の極意を教えていただきました。プロならではの極意は必見です!
一、 カレーのベースをきちんと作る
チキンカレーにはチキンベース、ビーフカレーには野菜ベースと、作るカレーに合わせてベースの味をしっかり出すことが大切です。その上で、具材や隠し味を入れて発展させると美味しさが引き立ちます。
二、 香りを飛ばさないように、鍋の底は焦がさない
カレーは香りが命。調理するときは鍋底を焦がさないように注意しましょう。仕上げにガラムマサラをひと振りしたり、パクチーのみじん切りを載せたりすると、更に香りがよく出てオススメです。
三、 カレーは冷めてから冷蔵庫へ
温かいまま冷蔵庫にカレーを入れると痛む原因となり、せっかく寝かせても痛んでしまって食べられない、なんてことも。必ず冷めてから冷蔵庫へ入れるようにしましょう。
「#こっそり教えるプロの味」
「マンダラ」から、自宅でも簡単に作れるレシピを教えていただきました。
プロから伝授してもらったレシピで、いつもの食卓もガラッと雰囲気が変わるはず。ぜひ挑戦してみてください。
・インド風スパイシー焼きそば
スパイシーなカレー味の焼きそばです。いつものソース焼きそばとはひと味違う、インドレストランならではのスパイス感たっぷりの焼きそばは、新鮮な驚きを味わえます。
〈材料(2人分)〉
玉ねぎ…1/4個 キャベツ…2〜3枚 にんじん…彩り程度
ピーマン…1個 カラーピーマン(赤)…1/2個 トマト…1/4個
マッシュルーム…4〜5個 むきえび…8尾 万能ねぎ…適量
カシューナッツ(ピーナッツやアーモンドでも)…適量 中華蒸し麺…2玉
S&Bゴールデンカレー中辛…1〜2かけ S&Bガラムマサラ…適量
S&Bチリーペッパー(パウダー)…適量 S&Bクミンシード…適量
塩、こしょう…適量 カットレモン…適宜
〈作り方〉
1.玉ねぎ、キャベツ、にんじん、ピーマン、カラーピーマン(赤)、マッシュルームは食べやすい大きさにあらかじめ切ります。トマトは2cm角にカット。
2.万能ねぎは小口切りに、カシューナッツは細かく刻みます。
3.カレールウは細かく刻み、60~70℃のお湯で溶かしておきます。温度が低いと溶けにくいのでお湯の温度は確認しておきます。
4.鍋に油をひき、クミンシードを炒め、香りを油に移します。そこに、1とえびを加え、塩、こしょうで軽く下味を付け、麺を加えます。
5.溶いておいたルウをからめ、ガラムマサラ、チリーペッパーを適量加えます。そして塩、こしょうで味を整えます。
6.皿に盛り付けた後、万能ねぎとカシューナッツを散らし、仕上げにガラムマサラを振りかけます。お好みでレモンを搾っても美味しいですよ。
〈ポイント〉
最初に鍋でクミンシードを炒めて香りを出すことで、より本格的な味わいに。(その際、焦がさないよう気をつけましょう!←「マンダラ」直伝香りポイントですね!)最後にガラムマサラを振りかけることで、スパイスの香りと風味がグンとアップ。
・ひよこ豆のカチュンバル
「カチュンバル」とは、インドでよく食べられる野菜のサラダです。そこにひよこ豆を加え、食べ応えのある一品に。レモンの酸味とスパイスの辛みがクセになるサラダです。
〈材料(2人分)〉
ひよこ豆水煮(お好みの豆で可)…180g
紫玉ねぎ…1/6個
トマト…1/2個
ししとうがらし…1本
しょうが…1かけ
カットレモン…1/6個
(A) レモンの絞り汁…大さじ1〜2杯 S&Bガラムマサラ…適量 S&Bチリーペッパー(パウダー)…少々 塩、こしょう…適量
〈作り方〉
1.紫玉ねぎ、トマト、しょうがはみじん切り、ししとうがらしは小口切りにします。
2.ボウルに(A)を混ぜ合わせます。
3.ひよこ豆と 1 を 2 に入れ、味を馴染ませます。
4.皿に盛りつけ、カットレモンを添えたら完成です。
〈ポイント〉
ガラムマサラを多めに入れると味に深みが出て、スパイシー感がアップ。チリーペッパーは辛みが強いので、お好みで調節しましょう。青味のししとうがらしが苦手な方は、ピーマンやきゅうりに変えてもOKです。
タイアップ商品紹介
「マンダラ」のメニューが、なんとレトルトカレーに!なかなか外食に行けない今でも、自宅で手軽に名店の味を楽しむことができます。
「マンダラ」監修により生まれた「噂の名店 バターチキンカレー」は、完熟トマトの旨み・酸味にカシューナッツとバターのコクが効いた、マイルドな北インド風カレー。 「マンダラ」のカレーの特徴である、ゴロッとしたお肉も食べ応えがあって嬉しいポイントです。
ビーフカレーがお好みの方はこちら。なんといっても、「マンダラ」のこだわりがたっぷりつまった特製スパイスの香り高さ。さらにカシューナッツ、リンゴ、トマトなど、お店でもおなじみの食材を使用することにより、コク深い味わいを演出しています。ご飯はもちろん、ナンと合わせてよりインドカレーらしい気分で味わうのもおすすめ。
店舗情報
「マンダラ」
住所:東京都千代田区神田神保町2-17 集英社共同ビルB1
TEL:03-3265-0498
営業時間:
月~金 11:00~15:00(L.O.14:45) 17:00~23:00(L.O.22:30)
土・日・祝 11:00〜15:00(L.O.14:45) 17:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:なし(年末年始を除く)
テイクアウト:あり
アクセス:
地下鉄各線神保町駅 A6出口 徒歩1分
JR中央本線 水道橋駅 東口 徒歩7分
本場インドの味にこだわり、30年以上も人々に愛されるカレーを作り続ける「マンダラ」。お店からの直伝ポイントを参考に、いつものカレーを見直してみても発見がありそうですね!
また、教えていただいた「インド風スパイシー焼きそば」や「ひよこ豆のカチュンバル」も、いつもの食卓をガラッと変えてくれるはず。スパイスを効かせた料理で暑い夏を乗り越えましょう!
〈知ってる?スパイスとハーブのこと〉
お読みいただきありがとうございました。
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次回も、名店シェフ直伝のレシピをこっそり皆さんへお伝えします。どうぞ、お楽しみに!
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