スパイスは、世代を超えて愛される料理に欠かせない存在。「銀座スイス」庄子あけみさん—スパイスとわたし
今や海外でも日本食として知られる「カツカレー」。その元祖と呼ばれるひとつが、銀座の路地に佇む1947年創業の洋食屋「銀座スイス」です。
創業まもなくの1948年、常連客だった元巨人軍・千葉茂氏が発した「カレーライスとポークカツレツを、一皿に乗せてくれ」という一言で誕生したカツカレーは、瞬く間に銀座スイスの代名詞的メニューとなり、全国へ広がっていきました。
それから半世紀以上の時が流れた現在も、先代から受け継ぐレシピに忠実に、伝統の味を守り続けています。
いつも変わらない