エスビー食品note担当者が厳選!今こそ読み返したい記事4選
こんにちは。エスビー食品です。
気づけば、このnoteも丸4年を迎えました。昨年の今頃は、noteの合言葉を「無理せず、いっしょに。」から「つくるよろこびを、いっしょに。」にリニューアル。それから1年、また新しく出会った料理家さんやクリエイターの方も加わり、思いがけないスパイス&ハーブの魅力を発見してきました。このnoteでお届けしてきた記事は、今や200本以上にもなります。
そこで今回は、私たちエスビー食品が「皆さんに今こそ読み返してほしい!」と思う記事をピックアップ。記事制作の裏話やスパイス&ハーブの豆知識もまじえながら、皆さんと振り返ってみたいと思います。
ディルと果物は大人の楽しみ。新生姜が香る「メロンディルジンジャー」#旬とスパイス(2023年6月)
2020年12月から始まった、料理家・今井真実さんによる「旬とスパイス」シリーズ。毎回、シンプルな食材と驚きに満ちたスパイス&ハーブ使いに心踊るレシピを教えていただきました。その中でも、この「メロンディルジンジャー」は、ハーブを使う楽しさが知れるレシピになっています。
ディルは「魚のハーブ」と呼ばれるほど魚介類との相性が良く、特に葉の爽やかで甘い香りが魅力です。余談ですが、メソポタミア地方で発掘された紀元前3000年頃のものと思われる刻板に薬用香料植物のひとつとしてその名が刻まれていた……というほど長い歴史を持つ植物でもあります。古くから人々の生活の中にあり、魅了してきたディルの神秘性を感じるエピソードですよね。
今井さんの「メロンディルジンジャー」では、このディルをメロンと合わせています。ディルのほんのり甘い香りがメロンと相性抜群で、そこにピリッと味を引き締めてくれる新生姜やミルキーなコクを加えるカッテージチーズも合わさって特別なご馳走に! いつもは魚料理にディルを使っていた方も、基本の使い方にこだわらず、自分なりの面白い組み合わせを見つけてみてくださいね。新しい食材との組み合わせを試すことで、ハーブを料理に取り入れる楽しさを感じていただけるはずです。
スパイス×和食の新提案! アレンジを楽しむ一汁三菜(2022年8月)
きっかけは「優しい味わいの和食とスパイス&ハーブは合わせられないのか?」という素朴な疑問でした。日本の食文化にも、わさびやしょうが、山椒、くちなしの実、しそといった「和のスパイス&ハーブ」がありますが、クミンやコリアンダー、バジルなどの「洋のスパイス&ハーブ」も和食に取り入れることができたら、毎日の献立のレパートリーがぐっと増える予感がしたのです。
そこで私たちがお話を聞きに伺ったのは、料理研究家・重信初江さんのキッチン。重信さんは「スパイスは、お肉のくさみを抑えたり味や香りのアクセントとなったりしてくれるので、和食にもうまく使ってあげると料理の幅が広がりますよ!」と、スパイス&ハーブを使った一汁三菜のレシピを教えてくれました。
皆さんの中にも、「スパイス&ハーブを普段の料理に使うイメージがあんまり湧かない」という方がいるかもしれません。しかしこの記事でご紹介しているレシピでは、豚のしょうが焼きやおみそ汁、酢の物にきんぴらといった馴染みのある献立に、スパイス&ハーブをほんの少し加えるだけ。料理の味わいや香りを邪魔することなく、そのおいしさをさらに引き出すアクセントになっています。
撮影の現場で実食した担当者は、「特にバジルのおみそ汁に感動しました!クセになるおいしさで、自宅でも何度も作っています(笑)」と言います。気になる方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
タンパク質は「取り方」が大事。管理栄養士に聞いたスパイシープルドチキンのレシピ(2023年10月)
このnoteが始まったのは、ちょうどコロナ禍が始まった頃。ステイホーム期間で、毎日の献立に悩んだり料理そのものを負担に感じたりする声が聞こえたことから、「無理せず、いっしょに。」作れるレシピをご紹介し、頑張りすぎずにおいしく健康的な食生活を送るためのヒントになれば……と考えていました。「つくるよろこびを、いっしょに。」に合言葉が変わってからも、健康にうれしい食事や、食べ方にまつわる正しい知識を皆さんに届けたいという気持ちは変わっていません。
管理栄養士の広田千尋さんに寄せていただいたこの記事では、レシピだけではなく、タンパク質がどうして体に必要なのか、効率よく摂るためにはどんな調理が適切なのか、といった身になる知識も教えてもらいました。「タンパク質は糖質と一緒に摂取することが大事」というポイントは、あまり知られていないかもしれませんね。
広田さんが教えてくれたプルドチキンのレシピは、やみつきになるスパイシーさで、野菜も一緒にもりもり食べたくなります! 鶏むね肉をしっとりと仕上げるアドバイスもいただいたので、本編と合わせてぜひチェックを。
創業100周年。「赤缶」の歴史から考える、エスビー食品とカレーのこれから(2023年1月)
私たちエスビー食品の代名詞的商品・赤缶カレー粉の全容に迫ったインタビュー。この記事が公開された2023年は、エスビー食品100周年の節目でもありました。これまでの100年、そしてこれからの100年に思いを馳せる、担当者として胸が熱くなる内容になっています。
赤缶カレー粉といえば、あのレトロチックな缶のパッケージが印象的ですが、これは発売当初から大きさ以外ほとんど変わっていません。時代のニーズや人々のライフスタイルに合わせて柔軟に取り入れていくこと、いつの時代も決して変えずに守り抜いていくこと。その両方があるからこそ、長い間愛されてきた商品です。
noteでは、赤缶カレー粉を使ったレシピもたくさんご紹介してきました。料理家さんやクリエイターの方からいただくレシピを通して、赤缶カレー粉の新しい可能性を見ることもありましたね。
・くるっ、パクッ!屋台気分が楽しい「カレーチキンのトルティーヤ」
・赤缶カレー粉で本格スパイスカレー! さつまいもでほんのり甘い秋の味覚を楽しむ
・大切な人と一緒に食べたい。心も体も温まる贅沢ビーフシチュー
ちなみに赤缶カレー粉に使われているスパイスは、ターメリックやコリアンダー、クミン、フェネリークなど30数種類。しかしその全体像や配合バランスは、エスビー食品の中でもごく限られた人しか知らない極秘情報なんです! 一缶一缶にエスビー食品が守ってきた技術とノウハウ、そして私たちの想いが詰まっています。
知っていましたか?「スキ」をすると出てくる隠し機能!
さて、このnoteに隠されている「ある機能」に気づいていた読者の方はいらっしゃいますか? 実は、エスビー食品のnote記事に「スキ」を押すと、ランダムで1つのスパイス&ハーブが表示されるんです。
これも「皆さんがスパイス&ハーブに興味を持ったり、使ってみようと思ったりする一つのきっかけになるといいな」と思って始めたことです。表示されたスパイス&ハーブをどうやって使うの?と思ったらこちらの記事をどうぞ。
このまとめ記事では、今までnoteでご紹介してきたレシピを、スパイス&ハーブ別にまとめています。晩ごはんの献立に迷った時、レパートリーを増やしたいと思った時にぜひ役立ててくださいね!
料理家とクリエイターの方々、そして読者の皆さんに「ありがとう」を
最後に。今回の記事を作るにあたって、私たちもあらためて読み返したり当時のことを思い出したりして、スパイス&ハーブの面白さを再確認できました。これも毎回素敵なレシピやお話をくださった料理家とクリエイターの方々、そしてnoteの記事を楽しみに読んでくださってきた皆さんのおかげです。私たちといっしょに歩んできてくださった皆さん、本当にありがとうございました!
ここに挙がっていないものでも、皆さんの印象に残っている記事をぜひコメントで教えてくださいね。これからも、皆さんの食卓が健康で楽しく、おいしいもので溢れますように。
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